黒漆塗鉄線蒔絵の小鼓・段カンナ

こんにちは!
東京の家電買取・回収・処分専門のYMホームサービスでございます。11月23日、今日は午前中そんなに寒くなかったんですが、夕方から夜にかけて寒くなりましたよね。

そんな年末の天気なんですが、明日は雪みたいでなんでも東京で11月に積雪を観測するのは53年ぶりなんだとか…。これも地球温暖化の影響なんでしょうかねぇ。

 

千葉県市川市にて鑑賞用の和楽器の引き取り依頼

さて、本日は千葉県の市川市にて和楽器の引取りに行ってきました。実は今回ご依頼頂いたお客様は、過去に2度程引取りに伺わせてもらっている方なんです。前回は恐らく去年の夏ごろだったと記憶してます。このように何度がご依頼頂けると仕事冥利につきますね!

お伺いした場所は「京成中山駅」からほどなくにお住いの方です。この辺は「本妙寺」や「法華経寺」などお寺さんが非常に密集している場所なんです。参道にはこれから参拝されるんであろう方が線香などを持って歩いてます。

今日は14:00に伺う約束をさせてもらってましたが、10分前に到着すると玄関の前で待ってて下さいました。

「どうもお久しぶりです。あれ前回お会いしたのっていつだっけ?」

などと世間話をしつつ、お部屋にご案内頂きました。

 

対象のお品物は「黒漆塗鉄線蒔絵の小鼓・段カンナ」

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「これね、うちのおじいちゃまが持ってたものなんだけどね。ほら去年亡くなったでしょ?でも立派なものそうだしとりあえず置いておいたんだけどもういいかなと思って」との事。

茶の間のテーブルに置いてあったのはキレイな模様が入った「小鼓」です。これは亡くなったおじい様が趣味で収集されていたものなんだそうです。お生まれが明治時代だったという事でお持ちになっていたコレクションはかなりの年代物が多いとの事。

そしてこの小鼓は「黒漆塗鉄線」の蒔絵で小鼓の表面に漆で絵や文様、文字などがキレイに描かれております。蒔絵の描き方の技法はというと金や銀などの金属粉を「蒔く」ことで器面に定着させる事により模様を着けるんです。それにしても見事な小鼓です。

 

黒漆塗鉄線蒔絵の小鼓・査定ポイント

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さて、この蒔絵の小鼓の査定を開始です。
こういった蒔絵には、鑑賞用の芸術とは違う、独特の美しさがあり、芸術的な骨董品として需要度も高く高価買取が行われることが多いんですね。その中でポイントとしては

  • 現物の保存状態(これが大半を占めます)
  • 付属品が揃っているか

大きく分けてこの2点なんですが、今回の品物は汚れ、ホコリはほぼ見受けられませんでしたが若干の割れが確認できました。この点に関してはお客様に若干査定額が下がるという確認をさせて頂いた上で、引き取り金額を提示させて頂きました。若干渋い表情の奥様でしたが、改めて小鼓の保存状態に関する説明を行ったところ

「いいよ、それでもってってよ」

との事で、大事なおじいさまのコレクションをお預かりする事になりました。

一通りの作業が終わったところで「山ノ井さん、お茶飲んでく?静岡のお茶があるんだけど有り余ってるのよ」との事で美味しい緑茶と大福を頂戴しました。

W様この度は改めてymホームサービスを御用命頂き誠にありがとうございました!おじいさまのお品物、大事に取り扱わせて頂きますね。また何かございましたら連絡頂ければと思います。

 

鑑賞用の漆器などの引取りはおまかせください

YMホームサービスはなど鑑賞用の漆器などの引取りの実績も豊富です。押入れに眠っているものやご不用になられたものがございましたらぜひお電話ください!

 

 


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